帰宅した。

たかとに2人で誘われた。

少し抵抗があったが、今日の感じでいくと
私は楽しかったのもあり、拒否する理由はなかった。

「んー…」

その日の夜、私は1人で悩んでいた。

次の日の服装だ。


何故か、少し気合いが入り、色々な服の組み合わせを
自分の部屋でしていた。

葵ちゃんにもメールをした。

《たかとに遊びに誘われたんだけど、服どーしよ?》

すると、返ってきたメールは

《うちも、あさやに誘われて悩んでる…》

ちゃっかり、呼び捨てに変わっていた。
しかし、そんなことは今はどうでもよい。

葵ちゃんもあさやくんに誘われたんだあー。

そんなことを考えながら
私は、定番な感じのデート服な合わせを選んでいた。
たかとへの好きとかの感情はないが、
少し気合いがはいったまま、その日は眠りについた。