待ち合わせ時間から15分が過ぎた。

たかとは来ない。


「…まだかなあ。」


すると一人の女の子と
たかとがきた。


「智友おまたせ。」


え、その子なんでいるの?


わたしの頭のなかはそれでたくさんだった。



「智友悪いんだけど、あしたにしない?」


いきなりたかとがゆった。


「は?」


もはや意味がわからず
わたしはたかとの事を気にせず
一人で走りだし電車にのっていた。