Distance(みちのり)

次の日の夜 祖父からの電話が鳴った。
「もしもし 廣枝さん?もう修二と別れなさい。かすみわ私達が面倒見るから」
「えっ?どう言う事ですか お父さん?かすみを手放すなんて私にわ出来ません!」
「修二わ もう この街で暮らせない。相手の方に手切れ金わ払った。しかしね、会社にもバレて しまったから‥もう廣枝さんが苦しむ事も ないだろう」
「そんなの嫌です。かすみわ私が育てます。」
「廣枝さんにわ無理だよ。明日そっちに行くから、いいね。」祖父わ そう言って電話を切った。
父わ その夜わ帰ってこなかった‥