おやじ様
「雪風
 今日は黒松屋のご隠居から
 呼び出しがかかっているぞ」



雪風
「珍しいでありんすね

 わっちのことを知っているご隠居が
 呼び出しをするなんて



 ......わかりんした


 連れていくのはこまりと
 奈津と椿でいいでありんすか」


おやじ様
「こまりはいいが
 あの2人も連れて行くのか」



雪風
「はい


 何かあったら
 ご隠居に止めてもらいんす」




おやじ様
「わかった
 ならば時間になったら呼ぶから
 用意しておいてくれ」



雪風
「わかりんした」