おじさん猫はそれだけを言うとくるんと丸くなって寝はじめた。 ーぶるっ 寒い…ねぇおじさん…僕の家どこかな… レイミーちゃん…また泣いてないかな… …おじさん?寝たの?? ……僕も眠いや… そういって、くるんと丸くなる。 だけど、自分の体温が低く、温かみがない ーお母さん…