光が微かにもれる上を見上げた。
そこをめがけ、勢いよく飛び出した。
ーーシャリ
…冷たい?
何、これ?
寒いっ!
まだ箱の中にいたほうが寒くないや
そう思い、猫は箱に戻り、空を見上げる
……あ
なんだ、これ?
白くてふわふわしてて…
ねぇ、お母さん!
これって…
あ、そうだ、お母さんがいないんだった。
とゆうか、ここ、どこ??
寒いよー…
お母さん……
「ママー!見て!!猫ちゃんだ」
…だれ?
「え〜どれ〜??…っ!行くわよっ!」
「なんで〜?さわりたぁい、ママ飼って〜?」
「黒い猫は不吉なのよ!ほら、もぅ行くわよ!!」
遠くなる人の親子…
人の子は、何故か泣いている
あぁ、そういえば一緒に暮らしていたあの子も
…泣いていたな
