愛、桜

感情のすべてを集約しているかのようにうつむいた。それから弾けるように、麻友を見つめ言った。
「結婚してくれ!ずっと、ずっとお前といたいから。さっきみたいにおばあちゃんになったって好きだ。一緒にいたらケンカもするかも知れない。でも好きだ。嫌な事や困った事があるかも知れない。それでも好きだ。だって、ずっといたいから。だから結婚してくれ!」
優と麻友はまだ付き合ってもいない。なら応えられるはずなんてないはずなのに、麻友は静かに頷いた。
「はい・・・」
誰の目も気になりはしない。ただ想いのままに二人は抱き合った。ただ、ただ・・・。