「いやいや、俺が好きでやっただけだから。気にしないで。 具合、良くなったみたいでよかったよ。」 そう言って日向さんは、また昨日みたいに優しく笑った。 その時、胸の奥が、キュンと音を立てて疼いたような気がした。