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「お疲れっすー」


1人暮らしも、もう慣れてきた頃。

俺は就職の前にアルバイトの量を増やした。

毎日毎日大変だけど、充実した日々をおくっている。



高校を卒業してから、もう3ヶ月ぐらいかな?
今思えば短いよな。



「ほらよ、翔太。
おごりにしといてやるよ」

「おっ、サンキュー!」



バイト先で知り合った、雄大(Yudai)。

彼は俺と同い年で、彼女がいる。
元気で明るい性格な奴。



「俺、そろそろ上がるわ。
ちょっと待ってて」

「あいよ」


俺は今日のバイトを終えた。




「うー...今日も疲れたなぁ...」

「肩こった...
翔太、揉んで」

「美波(Minami)ちゃんにしてもらえよ!」


美波ちゃんってのは、雄大の彼女。
彼女も俺と同い年。

雄大と性格は似てて、可愛らしい子だった。



「んー...今日、お前の家泊まれる?」

「ん、大丈夫。
美波ちゃんも呼べば?」

「気が利くじゃんか!電話するわ」


雄大と美波ちゃんは、俺の家によく泊まりにくる。




「あー、んじゃ、いつもの所でなー。じゃあなー」

「大丈夫だった?」

「おう」


今日も家は賑やかになりそうだ。




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