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こうやってずっと笑っていたかった。

ずっとずっと笑っていたかった。






いつの日だか、誓ったあの日。


"俺と梨乃が、永遠にずっと一緒にいられますように"


そう、ネックレスに願いを込めたんだ。



その願いは叶わなかったけど、

俺は幸せです。




「…じゃあね、翔太!
元気でね!!」

「おう!!!
お前も、元気でな!!!」



こうして、離れることは運命だったんだと、

俺は信じきっていた。





ただ"ありがとう"と、


君への感謝を込めて―――――――






さよなら、は言わないよ..


また会おうな――――――





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