私はいきなりのことに おどろいて変な声が出た。 蒼ちゃんはそんな私を少し 笑ってまた唐突に言った。 「美々! 体操服持ってる? 持ってたら下だけはいて 制服のスカート貸して!」 「え!いいけど、どうして?」 「とにかく!」 「今?」 「うん!」 私わ体操服をはいて 制服のスカートを蒼ちゃんに わたした。 「ありがとう! すぐ帰ってくるから ちょっと待ってて!」 っと言って 私の制服のスカートと お財布だけを持ち どこかえ走っていってしまった。