さすがに二人ではないけど、
4人でお出かけも
結構した。
そのあいだも
やっぱり柴田君は沢山の
女の子に告白されていたけど
すっごく可愛い子とか、
とっても綺麗な先輩も
みんなふっていた。
だから私は柴田君に
告白なんて一生できない。
だってあんなに
可愛い子をたくさん
ふっているのに
私なんかにオッケイ
してくれるわけがない。
それに比べて私は
一度も告白されたこともない。
むしろ中学生の時
男の子達からブスとか眼鏡とか
言われて嫌われていた。
だから柴田君と
差を感じて嫌になるの。
だから私このままでいいの。
「何言ってんの!
良いわけないじゃん!」
