あたしの恋

「ちえ…み…大丈夫か?」

「ぅん」


千笑は泣いておらず、ただぼーっとしていた。



「今日は寝なよ」

「ぅん…竜太…」

「どうした?」

「泊まってって」

「わかった」


こんな状態の千笑を一人にはできず、俺は千笑のベッドで眠った。


翌日学校で咲羅にその話をした。

咲羅は泣きじゃくって優斗の教室へ走っていった。