あたしの恋

そして千笑が笑わなくなってから3週間は過ぎただろう…


夜、俺はベッドでゴロゴロしていた。
突然電話が鳴り、画面には「相原千笑」と表示された。


「もしもし、千笑?」

「…………て…」

「どうした?」

「…すけ…助け…て」


たすけて?
何があったんだ?


「千笑…今どこ?」

「家…」


そう言って電話は切れた。


よくわからなかったが俺は家を飛び出し10階にある千笑んちへ向かった。