あたしの恋

パジャマのままテレビをぼーっとしながら見る。



すると電話がなった。

画面には咲羅の名前が表示されている。



「もしも「ちえ?なにやってんの!」

言葉をさえぎられた…



「家でくつろいでる」


「やっぱ何かあったんじゃないの?」

「あったよ…昨日…」


「話してくれる?」

「翼と別れた」


枯れた涙が再び溢れ出す。


「え…?どういうこと…」

「明日留学しに行っちゃう…って、いつ帰ってくるか、わか、らないって…」

「うんうん」


涙声で必死に咲羅に伝える。