あたしの恋

~翼Side~


午前の俺の仕事は終了した。
俺が気になっていたのはちえのこと。


メイドになっているのか…ないっていないのか…


あんな可愛いやつがメイドの格好したらどうなんだ?
男が放っておくわけないだろ?



「どうした?翼…」

隣で歩いていた竜太にそう言われはっとした。


「いや、何でも」

「そうか、今からどこ行く?」

「どこでも…

「じゃぁ俺これ見たい!」


竜太が手にしていたチラシを手に取った。



「コスプレショー?」

「そう!いいだろ?」

「まぁ…」

ってことで俺たちは体育館へ。