「でわ、意見を発表してください」


場面は変わり、今日は学園祭の出し物決めの最中。




「俺は女子が可愛い格好してくれればそれでいい」

「俺も~」

「じゃぁ俺も~」


男子はやる気がないみたい。


「私たちは…メイド喫茶がいいと思います」

「女の子だけじゃなく男の子も何かにコスプレしてほしいです」


女子は良い意見だすね~


「例えばホストとか?」

「はい!」



うわ!あたしの意見そのものじゃん。


「じゃぁ決まり!」


実行委員の咲羅は黒板の前に立って仕切っている。