プルルルルルッ ケータイが鳴る。 適当に登録した派遣会社からだ。 「もしもし?」 「あ、○○派遣会社の鈴木です」 「お世話になってます」 夏休みのアルバイトは求人サイトではもう締め切っていたところが多く 残っていたところは全て派遣会社の求人だった。 その中でも口コミが良かった派遣会社に応募して 登録会に参加した。 そこであったのががっつりスポーツマンの 若い男性である営業の鈴木さんだ。