“了解”ってなんであんたが “了解”するのよ。 あんたは私の保護者か。 「え、俺、なんかした?」 彼が驚いて枝豆の前をポロッと落とす。 「あ、ちょっと」 「ああ、ごめんごめん」 彼は慌てて、テーブルに落ちた豆を片付ける。 「何もしてないけど」 「今、千晴ちゃん笑ってた」 「笑っちゃダメなの?」 「いや…何に大して笑ってたのかなー?って」