「そんじゃ、1年ぶりの飲みってことで 乾杯!」 「なんじゃそりゃ」 私は苦笑しながら彼のジョッキに ジョッキを当てる。 1年ぶり。 それは入学したての飲みのことだろう。 ゆずサワーを口に含む。 しゅわしゅわとゆずの味が口の中に広がり ほんのりとお酒の味がする。