うちあげ花火



カランカランと下駄の音をたてて歩く雪。


「ね?」と雪は言った。


私たちはそのあと

その話には触れずいつも通りの

たわいのない話をしてコンビニに入った。


「アイス溶けちゃうから

早く歩こう」


「下駄、大丈夫?」


「余裕」


雪は楽しそうに笑う。