こんな都市外れの花火大会に みんなが来てくれるなんて…。 「忍〜。ここの眺め、めっちゃ最高じゃね?」 「ま〜、田舎だから花火の勢いが足んねーけど」 男子たちが缶ビール片手に彼に絡み出す。 なんだ、二人きりじゃなかったんだ。 ちょっとがっかりしたような それでもクラスみんなで この花火を見たかったような とにかくこの夏の思い出は きれいで儚くて最高だと思った。