うちあげ花火


「千晴ちゃん、行くよ」

彼は私の手を引き、

柵に寄りかかって見ている集団に向かう。


「あ、千晴!ちょうどじゃん!」


一人の女性が振り向いて手を振っていると思ったら

浴衣を着ている雪だった。


「久しぶり」


「久しぶり〜!」


雪は子供のようにキャッキャッ騒ぐ。


周りを見渡すとみんな同じクラスのメンバーだった。