ハバキが斬りかかろうとしたとき、ぐらぐらと山が揺れた。 みな悲鳴をあげて折り重なって倒れ伏すなかで、姫夜だけが磐座の柱をみつめたまま、微動だにせずにまっすぐに立っていた。 「あれは!」 ハバキは磐座の石の柱から一筋の白い光が空にむかって立つのを見た