「もしあらわれた敵が人ではなかったら、どう戦えばよいのでしょう」 ハバキの熱がなかなか下がらぬことも不安を余計に大きくしていた。しかもモモソヒメが何らかの呪術を使ってくるかもしれないと聞かされて、カリハも渋い顔をしていた。