中崎さんは呆れたように言った。
「お前さ…、馬鹿だろ?」
「あ、また言いましたね!馬鹿はあなたじゃないですか!!」
反論する私。
中崎さんはため息をついてもう一度言い直した。
「うるせーんだよ、さっさと学校に連れてけ…」
私は中崎さんを睨んだ。
「嫌です」
すると中崎さんは強引に私の手をつかむ。
「きゃっ…」
「俺を連れてけ!」
私は怖くなっちゃいました。
「…わかりました」
とりあえずそう呟いたんです。
でも私は気づきませんでした。
ここでわかったと言ったことで、私が超清純派猫になっちゃうなんて!
「オラ、案内しろ」
ひょいっと私を持ち上げる中崎さん。
今私は宙にいる。
「きゃ!!!!!!???????
ちょっ、降ろして!?」
中崎さんは笑う。
「はい、指示」
思えばこの時から、私は彼に溺れてた。

