愛と恋。



…これって、正当防衛だよね。
勝手に私はそう納得しました。

「あなたが悪いんですから!」
そう言って学校に行こうとした時。
またもや中崎さんは起き上がって。

「待て、俺もその学校だ。」
ほほをさすりながら中崎さんは言いました。

「はへ?」
私は変な声を出してしまいました。

えっ?
この人こそが馬鹿男なんじゃないの?

私は
「あはは!迷子じゃん」
と笑いました。

ぞく…

ん?なんか嫌な予感…
「てめえ何俺のこと笑ってんだよ!?」

きゃああああああああああああああ!!!!!!!
ヤンキーだったんだーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

「ごめんなさいごめんなさい!」
慌てて謝りました私。

「わかりゃいいんだよ」
…あれ?
この人、黒髪だしピアスもないし…
どう見てもヤンキーには見えない。

…もしかして、ただのS?
「あのぉ、中崎さんってSですか?」
かなりあっさり聞いた私。

中崎さんはきょとんとしている。
…あれぇ、そんなおかしいこと聞いたかなぁ?

私の頭にはクエスチョンマークがいっぱい浮かんだのでした。