好き…だけどつらいよ…




「ふはっ あいっかわらすだろー若菜。」

食器を流しにおきにいったわたしに
リビングのソファでくつろぎながら
車キーをまわすいっくん。


「…でも、あんな若菜だからこそ
わたしが大好きな親友なんです」

落ち込むわたしのために
一緒になって泣いてくれたり

はげましてくれたり

若菜自身がはしゃいでわたしを
引っ張っていったり…



そんな若菜が大好きなんだ。



「…弥生ちゃん、ありがとな」


「へ?」

「なんでもなーい!
さっ!弥生ちゃんも車乗んな」

かばんをもったわたしを
軽く押しつつ玄関まで連れていく。