それから俺は… どう家に帰ったのか覚えてない…。 ただ 頭にあるのは湧井と花園のこと。 いつのまにか朝になっていた。 「っどうすりゃいいんだよ!」 なにか我をなくしたように ベッドにものを投げつけた。 …こんなことしてる間にも 学校いかなきゃなんねんだよな… どう花園と接すればいい? どう話しかければいい? 関わるな…なんて無理に決まってんだろ… こんなに好きなのに…!