な……んで?


「廉」

わたしを呼ぶ声に振り向いた
恭介くんがつぶやく…


「っ…はぁ」

…なんでそんな汗かいてるの?

…なんでそんなに、、息があれてるの?

…なんで……


そんなに悲しそうで苦しそうな
かおで……みてくるの?



「花園…こっちきてよ…」


っ…


「弥生?」