わたしは窓側の席でたたずむ… 伏せ目で廊下はじの山里くんを みるとなにかそわそわしながら 立ったままでいた。 っ! じっと見てたらちょうど こっちを向いた山里くんと 目があってしまった。 …これって、 いったほうがいいよね? てかいかないといつまでたっても 帰れないし!! わたしはかばんをもって 山里くんにかけよった。