「…皐月…若菜…」 真っ赤にそまった顔の わたしは咄嗟に廉から離れる。 「…ここどこだかお分かり?」 …あ。 ヒューー♪ 見せつけてんねー! まわりからたくさんの野次がとぶ。 それもそのはず。 だってここ渡り廊下だもん…。 最悪なことにクラスからも 覗かれてる…。 こんなんじゃ教室もどれないよぉー!!