「待ったか?」


「えっ? 星哉、早いね!」


「だろ! どこ回りたい?」


「うーん、とりあえず行こ?」


なんとなく、全体を見てみたいし。


「だなっ!」


こうして、星哉とお祭りを回ってたんだけど…


「ねー、あの2人お似合いだね。」


「うん、雰囲気似てる!」


周りから、勘違いされてます(焦)


カップルじゃないんですよ…。


私達、ただの友達に置いてかれた双子です(泣)


「星哉、誤解されてるよ。」


「何を?」


『何を?』って…鈍感だなぁ。


「双子なのに、カップルに間違われてるの!」


「ふーん。好きな奴とかいないから、俺は気にしねー。」


気にしないとかじゃなく、なんか恥ずくない?