「やったぁ♪ 美月は海都が好きだね!」


「格好いいじゃん!」


優しいし、お母さん一筋だし!


友達には初め、お兄さんに間違えられる程に若々しいしね。


「うちは? 美月、嫌いじゃないよね?」


「うん、お母さんも好きだよ。」


可愛いし、一生懸命なお母さん。


「ありがとう~♪」


喜んでるお母さんは放置で、時計をみた。

待ち合わせは7時に夏祭り会場。


今は…6時半。


「あと30分しかないや(焦)」


「嘘! 急いで支度しなきゃ!」


お母さんに引っ張られながら、寝室に連れてかれた。