「お願いします」
今日もいつものように、バスの運転手に挨拶をすませ、お気に入りの席に座る。
少し冷たい風が、季節が変わろうとしているのを感じさせる。
部活を終えたばかりの身体には、熱が残ったまま。
まだじんわりとにじむ汗。
バックの中からタオルを取り出し、適当に拭き取る。
「あ、藍奈!こっちこっち」
あたしの親友の藍奈。
「今日はコーチがさ、なんかすっごい厳しくて、本当だるかったよ~」
テニス部のあたしとは違う、バレー部の藍奈。
藍奈は、本当にかわいくて、イメージするなら、マシュマロかな!
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…