「おはよ~」

 パーフェクト竜也くん。

「おはよ」

 いつもなら、絶対に嬉しいはずなのに、
 なんか、何も感じないよ。

 竜也くんに話しかけられたのに、
 あたしの頭に浮かんできたのは…



 あ、やっぱ好きなんだ。

 あたし、
 和喜さんが好きなんだ。