「こんなとこで何祈ってんの?」 振り向けばやっぱり星夜だった 「あ!出た!」 「やめろ!その言い方!リアルだぞ!」 「あ、ごめん」 星夜はそっと夏芽の隣に座る 「何願い事してたの?」 「へ?」 「祈ってただろ?あれか?辻本と復活しますようにか?」 「ち、ちがうよ!なんで知ってるの?」 「春実ちゃんに聞いたから。じゃ、何願ってたの?」 願ってはいたものの急に現れたので 緊張してしまう夏芽だった