* * * * *


気がつくとおもう昼。


頭の中を飛び交うのは

真田のことばかり。


「刹那!お昼一緒に食べよ」

「うん」


愛実とのお昼の時間。

これもいつもと同じ。


「やっほー!」

声がする方に目を向けると

教室の入口で愛満が呼んでいる。


「私も一緒にいいー?」


「いいよー」

机をもう一つくっつけて三人でお弁当を食べる。


「あー!卵焼きおいしそお」

「あげる」

まったりこんな会話をしてる時が

一番幸せ。