「それは違うんじゃないかな?」
「え…?」
「だって、やっぱり私も瀬奈の立場だったらみんなに言えないよ?…第一そんなこと言ったら、私の方が最低じゃん。ずっと瀬奈の友達だったのに、西野くんみたいにみんなに言ってあげられることができなかった。」
愛…。
「そんなことないよ?愛はいつも私のそばにいてくれて…。それがどんなに嬉しかったことか。」
周りがどんなにいっていても
私と一緒に孤立してしまっても
愛はいつも私と一緒にいてくれたよね?
「瀬奈…ありがと?」
「…愛っ!!」
私たちは思わず、人ごみの廊下の中で
抱き合ってしまった。
本当に愛がいてくれて
私はどんなに助けられたことか。
愛には感謝してもしきれないよ。

