禁断の恋











また今日からしばらく
お兄ちゃんと二人っきりの生活かぁ…。






精一杯の力をだして、頭をあげ
お兄ちゃんの顔をのぞきこんだ。







「…お兄ちゃん?ほんとに寝てる?」






「………。」








お兄ちゃんは、規則正しい呼吸をしていて
どうやらまだ深い眠りについているみたいだ。







まだ起きているのには早いし、
私は二度寝することにした。