重たい瞼をあけてみてみると、 そこには気持ち良さそうに寝ているお兄ちゃんの姿が。 「え、なんで?」 声にならない声をだすと、 それに気付いたお兄ちゃんは目を覚ました。 「──…ん?瀬奈もう起きたのか?…なんだまだ6時じゃん。」 時計をみてそう呟くと お兄ちゃんは眠りについた。