――――……… ―――…… ――… それから愛と色々買い物をしてから、 夕方4時くらいには家に帰った。 家につき鍵を取り出そうとしたとき、 急にドアが開いた。 「久しぶりね〜瀬奈♪」 「お母さん!」 ――…そう。 中から出て来たのは、 海外暮らしをしているお母さんだった。 「あれ?なんで帰って来たの?」 私がそういうとお母さんは驚き、 少し怒った口癖で話始めた。 「なんでって明日は瀬奈の入学式じゃない!亮太から聞いたはず…。卒業式には行けなかったから明日は行こうと思って。」