「なんであんな奴がお兄ちゃんなんだしー。」 力いっぱいお弁当の卵焼き目掛けて 一直線でホークをさした。 だってホントに嫌だし!毎日毎日…。 「また今日は、どうしたの?」 待ってたよ!その言葉(笑) 私は愛に勢い良く話し始めた。 「聞いてよ!今日もお兄ちゃんってば布団に入ってきたんだよ?信じられなくない?普通にキモいんだけどー」 「でも良いなぁ…。亮太先輩と兄妹だなんて、みんなの憧れなんだからね!」