「へ?」 「鳴ってるよ?」 振り返ると、目の前には浅木くんの顔が!! 「きゃッ!」 思わず、顔を逸らしてしまった。 「あ、ごめんなさい…」 ビックリした~。 すると、浅木くんの手があたしの頬に触れた。 「え…」 そして、耳元で… 「なに期待したの?」 「へ!?」 「変なコト、考えたでしょ?」 「変なコトって…」 「まぁいいや…」 そして、あたしの頭をポンポン撫でた。 なんだか…優しい。 「お前さぁ、あのこと気にしてる?」 「あのこと?」 「この間の…キス」 「へ!?///」