次の日。


「葉月!来週からテストだね~」


あたしが机につくなり、由麻ちゃんが来た。


「中間テスト?今回は、範囲短いからいいじゃん!」


「葉月ちゃんはいいよねー。頭いいから、今回も学年1位でしょ」


「え、葉月ってそんなに頭いいの?」


「そんなこと…って!」


あたしの隣には、いつの間にか浅木くんの姿が!!


「そうだよ!葉月は学年1位が当たり前なんだから!」


「へー!じゃあ、俺に勉強教えてよ」


「あ、あたしにも!」


浅木くんが言うと、由麻ちゃんも手を挙げながら言った。


「え?でも…」


「じゃあ今日の帰り、近くのファミレス行こ!」


えっ!?


「いいねー!あと、保坂も誘っていいか?」


保坂くんは、浅木くんの親友らしい。


いつも一緒にいるよね…。


「おぉ、いいよ!ね、葉月!」