「こらぁ、美月!葉月!早く手伝ってー」 お母さんが階段の下で怒ってる。 「美月ちゃん、早く行こー!」 「えー、前髪切ってあげたんだから葉月やってよー」 携帯をいじりながら、美月ちゃんが言った。 「ダメだよ!あたし一人じゃ、出来ないよぉ!美月ちゃぁん」 半べそをかきながら、あたしが言うと美月ちゃんが呆れた顔をした。 「はいはい…」 あたしたちは急いで一階へ行った。 それから、ご飯を食べてお風呂に入って一日が終わった。