「あ…」
あたしは、顔をそらしてしまった。
「なんだよ…」
「…」
無視しちゃった…。
「決めたから…」
「えっ?」
「次は…葉月に決めたから」
なにを決めたんだろ?
「気になるなら今日の放課後、資料室に来てみな…」
「なんで?」
また、なんかされんの?
「いいもん見れんぞ」
「?」
いいもん?
なんだろ?
「まぁ、キスもしたことない葉月ちゃんには、ちょっと刺激的かなぁ?」
「へ?」
浅木くんが自分の唇に人差し指を立てて言った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…