「渓斗!知ってっか?」


「なにを?」


「聖應高校にいる、“天然小悪魔”!」


小悪魔?


「そいつが何なんだよ…」


「それが、なんでもヤりまくりらしいぜぇ」


ヤりまくりって…。


「好きだな、お前。そーゆうの…」


「お前もだろ!」


「渓斗ぉ!今日もヤろー♪」


またかよ…。


「こっち来てぇー!」


そう言って、俺を使われてない教室に連れて行った。


「キスして?」


「ん…」


なんだよ、自分でYシャツ脱いでるし…。


「触って?」


はぁ…。


「麻衣ちゃん、後ろむいて…」


「えっ…」