キミとボク

「-----ごめんね、ハルくん」

「いや・・・。柚李亜、お前はこの傷嫌いなの?」

「うん、大っ嫌い・・・」




 僕は柚李亜の顎をそっと掴んで左を向かせ、柚李亜が大っ嫌いな右の顔にそっとキスをした。
何度も何度も・・・。




「なぁ、柚李亜」

「はっ、はいっ!?」

「僕はキミの全てを知りたい。僕には柚李亜のどんな姿でも見せてよ・・・いい?」

「・・・えっ・・・・」

「返事は」

「はいっ・・・!」

「良くできました。じゃぁ今日はもう帰るよ、また来るから」




 柚李亜の頭を撫でて、病院を後にして学校に戻った。




-----学校

「おぉ宮園~遅刻理由はぁ~?」

「・・・保健室」

「あと10分と掃除しかないけど真面目にな」

「うん」




 自分の席について、今さらながら・・・




「僕・・・なにしてんだ・・・」




 なんか気づいたら勢いでやってたけど、マズイよな・・・あれは。