キミとボク


「ぅわぁ可愛い子たくさん♪」

『きゃぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!!!』

「手を振るな、余計うるさくなんだろ」

「あ、つい癖で」

「どんな癖だアホ」




 そういえば・・・




「タカ??」




 さっきまで隣にいたタカがいないんだよね。




「おぉ~い、隆志ぃ~!!隆志くんやぁ~い!!!」

「ハル!!!!!純!!!!!!」




 声がした方に目を向けると、女に囲まれて身動きが取れないみたいだ。




「ねぇ、どいてくんない」

『陽真様っっっ!?』

「うるさい、黙って。早くどいてよ、僕の言った事無視か」




 サッと女どもがどいた。
それを見てタカの腕を取って歩き出す。




「ありがとなっ、ハル!!」

「別に。早く飯食うよ」

「食う食う!!!」




 ガキか。